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    工学部・水柿助教授の逡巡  森 博嗣

    • 2007.02.09 Friday
    • 22:59
    工学部・水柿助教授の逡巡
    工学部・水柿助教授の逡巡
    森 博嗣
     07−40 ★★★☆☆
     【工学部・水柿助教授の逡巡】 森 博嗣 著  幻冬舎

     《これを読むと簡単に作家になれるよう思うなのだが?》

     内容(「BOOK」データベースより)
    最初にお断りをしておくが、この作品は小説である。さて水柿君、この巻で予想どおりN大学工学部助教授のままミステリィ作家になる。きっかけはとくになく、なんとなく書き始めたら、すぐに書き上がった。それをミステリィ好きの妻・須摩子さんに見せたが、評価はあまり芳しくない。それで出版社に送ってみたら、なんと、本になることになり、その上、売れた!時間があれば小説を書き続ける毎日、そして幾星霜、水柿君は、すっかり小説家らしくなったが…。若手研究者は、こうして小説家になった。


     工学部・水柿助教授が小説家になる過程を書いてある。
     と、言うことは、森 博嗣さんが小説家になるまでの話をモチーフにしてあるのだろう。
     水柿助教授と妻の須摩子さんがメインであり、そのほとんどが二人のことで成り立っている。ミステリィのこと、出版社の関わりのことなど、この本は面白かった。でも、いとも簡単に作品が生まれるように書いてあり、やっぱりスゴイ人なんだろうか。助教授と作家の二束わらじでも苦にならないようだ。土地を買ったり、ポルシェを買ったり、作家って印税が一杯入っているのだ。沢山、本を出されていると言うことは、売れていて印税も一杯入ってくるのだろう。
     水柿助教授と妻の須摩子さんの会話が楽しい本でもあります。
     

     

    君の夢 僕の思考  森 博嗣

    • 2006.03.18 Saturday
    • 20:37
    君の夢 僕の思考
    君の夢 僕の思考
    森 博嗣

    60 ★★★☆☆
    【君の夢 僕の思考】 森博嗣 著  PHP研究所

    《森さんのメッセージがわかります》


     私のPC、インターネットのお気に入りに何人かの作家さんの日記ブログが入っている。その一人が森博嗣さんである。「MORILOG ACADEMY」は、カテゴリーが算数、図工、HR等に分かれています。緻密で真面目な感じの日記です。森ファンには、たまらないブログでしょう。私は、何冊も読んでいませんが、森さんと共通点が一つだけあります、ここでは言えませんが。

     この本は、PHP・木南さんが森さんの小説などから引用文に森さんが写真と短いメッセージが載っています。この本を読むと、森さんの小説を何冊か読んだ気分にもなりますよ?いくつかを載せてみます。

     私と貴方の正しさ 
    「私には正しい、貴方には正しくない……。いずれにしても、正しい、なんて概念はその程度のことです」
     「すべてがFになる」 497頁

     夢
     どんな仕事に就いても、どんな人間とつき合っても、やっぱり、自分に都合の良い目標を近場で適当に見つけて、それに集中して、それに逃避して、それが自分の夢なんだって、思い込もうとするんです。人間ってそういう生き方しかできないんですよね。「夢・出逢い・魔性」 232頁

     人間だけが
     人間だけが、悲しいのに笑える。嬉しいのに泣けるのだ。
     「今はもういない」 526頁

     愛の定義
     「他人に干渉されたい、それが愛の定義なのではありませんか?」
     HP:「浮遊工作室」より 

    工学部・水柿助教授の日常  森 博嗣

    • 2005.10.28 Friday
    • 21:44
    工学部・水柿助教授の日常
    工学部・水柿助教授の日常
    森 博嗣  


    211 ★★★☆☆
    【工学部・水柿助教授の日常】 森博嗣 著  幻冬舎

     まず、始めに本文を引用する。

     つまり、ミステリィの謎解きと、普通のクイズや数学の問題との差は、彼女の言うところの「納得のいくストーリィ」の有無にあるようだ。

     水柿君も、須摩子さんにすすめられて、何冊かミステリィを読んでみたけれど、今のところ、「納得のいくストーリィ」には出会えない。どの結末も、なんだか、取って付けたような、単なる言い訳に思えてしかたがないのだ。
     そんなことありえるか、と首を捻りたくなるようなトリックばかり。
     素直にその点を、須摩子さんに指摘してみると、。
     「ま、その辺は、まいっかって思わなきゃ」なんだそうである。
     水柿助教授の悩みは、依然として尽きない。

     私の廻りの若い人に読書はどのジャンルが好きか、と言う問いに8割くらいがミステリィと答えるのだ。どこが人気があるのかが、私にはわからない。私は、近頃のミステリィが苦手なのだ。本文の引用の水柿助教授とまったく同じ意見なのだ。「納得のいくストーリィ」がないのだ。


     この本は、水柿助教授とミステリィ好きな奥さん・須摩子さんの日常生活の物語です。のちに、ミステリィ作家になる水柿助教授とあるから、作家本人なのだろうか。日常に於けるちょっとしたミステリィを書いている。ミステリィの入り口部分のところである。
    私は、水柿助教授と違ってまだミステリィ好きにはなれないでいる。
     

    スカイ・クロラ  森 博嗣

    • 2005.03.17 Thursday
    • 11:16
    スカイ・クロラ
    スカイ・クロラ
    森 博嗣

     ★★☆☆☆

     【スカイ・クロラ】 森博嗣 著  中央公論新社

    《空へのあこがれ》

     いつの時代か、近未来か。

     前線基地、戦闘機乗りが主人公。

     文章がところどころ、散文詩的。

     空と大地。

     子供と大人。

     生と死。

     日常と非日常。

     お金の価値と時間の価値と生命の価値。

     人間の存在価値とは……。

     
     この本の状況をイメージすることが出来ずに途中を割愛してしまった。
     又、挑戦して読んでみたい作品だ。

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