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    光    三浦しをん

    • 2009.03.12 Thursday
    • 23:42
    光

    三浦 しをん
    JUGEMテーマ:読書


     09−035 ★★★☆☆ 
     【光】 三浦 しをん 著  集英社

     《暗闇に向かう光とは、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    天災ですべてを失った中学生の信之。共に生き残った幼なじみの美花を救うため、彼はある行動をとる。二十年後、過去を封印して暮らす信之の前に、もう一人の生き残り・輔が姿を現わす。あの秘密の記憶から、今、新たな黒い影が生まれようとしていた―。


       子ども時代の共有性を描いたのは、東野作品を思い出すが。どうもこういう話は好きでない。人間の持つ内面を描くときに子ども時代の影響を出さずにはいかないのか。こういう人間の内面は、ロシア文学から日本にも定着してきたことだと荒川さんの本に書いてあったような気がする。ここでは暴力という形で表現されている。身体に与える暴力、精神に与える言葉の暴力、いろいろな暴力が取り上げられている。『暗闇に向かう光』もあってよいと解説を読むと出ていたが、光は明るいとは限らないのだ。人間は不幸な生き物だ、小さい生き物(蟻・蚊)など何も考えないで捻りつぶす、大きい生き物だとそれはしない。残忍性は誰でも持ち合わせている。どこまでの暴力が許せられるのか、どこかでバランスをとって生きているのか。でも、どうしてこんな作品をしをんさんは書くのだろうか。

    ビロウな話で恐縮です日記  三浦 しをん

    • 2009.03.06 Friday
    • 23:10
    ビロウな話で恐縮です日記
    ビロウな話で恐縮です日記
    三浦 しをん
    JUGEMテーマ:読書


     09−033 ★★★☆☆
     【ビロウな話で恐縮です日記】 三浦 しをん 著  大田出版

     《笑える、笑えるエッセイです》

     内容紹介より
    人生に退屈なことなど何もない

    天下無敵の妄想体質作家・三浦しをんが贈るミラクル・ダイアリー・エッセイ!
    著者自身による愛てんこもりの脚注&書き下ろしのおまけも収録!

    365日ワンダフル煩悩ライフ――日々いろいろ考察しています。
    ロシアの王様の濃厚フェロモン/(まだ生まれていない)孫の教育/海賊になった夢/ローストビーフの賞味期限/音大生の傾向/恋愛短編集のタイトル/息子さんと娘さん/一万年後の太陽の死/本日の殿/号泣する学生風男子/ブチャイクな猫/ファンタジーの波/紫色のバラの人たち/「つきあいたい」好きと「こうなりたい」好き/漫画の新文法/BL的「暗号濡れ場」/レジまわりに関する人称視点問題/ものすごく小声で喧嘩する三十代男女/焼きそば地獄/愛のなかの暴力的要素 and more!


    月魚   三浦 しをん

    • 2008.05.11 Sunday
    • 07:28
    月魚 (角川文庫)
    月魚 (角川文庫)
    三浦 しをん


    JUGEMテーマ:読書

     08−076 ★★★☆☆
     【月魚】 三浦 しをん 著  角川文庫

     《男と男の友情、愛情…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    内容(「BOOK」データベースより)
    古書店『無窮堂』の若き当主、真志喜とその友人で同じ業界に身を置く瀬名垣。二人は幼い頃から、密かな罪の意識をずっと共有してきた―。瀬名垣の父親は「せどり屋」とよばれる古書界の嫌われ者だったが、その才能を見抜いた真志喜の祖父に目をかけられたことで、幼い二人は兄弟のように育ったのだ。しかし、ある夏の午後起きた事件によって、二人の関係は大きく変っていき…。透明な硝子の文体に包まれた濃密な感情。月光の中で一瞬魅せる、魚の跳躍のようなきらめきを映し出した物語。


     
     古書店が物語の舞台で古本屋で働いていたしをんさんなので古書界の話が分かる。
     これを読んで、解説のあさのあつこさんの文章を読むと一段とこの本の余韻が増してくる。

    妄想炸裂  三浦 しをん

    • 2007.09.11 Tuesday
    • 23:34
    妄想炸裂 (新書館ウィングス文庫)
    妄想炸裂 (新書館ウィングス文庫)
    三浦 しをん
     07−227 ★★★☆☆
     【妄想炸裂】 三浦 しをん 著  新書館ウィングス文庫

     《妄想なのか、本能なのか、爆笑エッセイの数々、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    話題の爆笑エッセイが、文庫になって帰って来た!!東に西におもしろいマンガを小説を探し続け、心からホモ漫(ホモ漫画)を愛する。ある時は愛するバンドを追っかけ、またある時は、盆栽と戯れる。日常の中、炸裂し暴走する妄想は、留まることを知らない!!さすらうマンガハンター・三浦しをんが、書を求めて、今日も街をさまよう。


     P125は、ちょっとショックだった。あ然、あ然。箱根駅伝が、…。
     まあー、いいか他が面白かったから。


     

    乙女なげやり  三浦 しをん

    • 2007.03.21 Wednesday
    • 10:40
    乙女なげやり
    乙女なげやり
    三浦 しをん
     07−79 ★★★☆☆
     【乙女なげやり】 三浦 しをん 著  太田出版

     《爆笑、大爆笑! 乙女でなくオジサンでも笑える》

     内容(「BOOK」データベースより)
    暴走する乙女の魂、だだ漏れる煩悩。さまよえる乙女の必読バイブル。三浦しをんの爆笑ミラクルエッセイ最新刊。

     内容(「MARC」データベースより)
    人生とは、愛と欲望と思い込みだ! 作家・三浦しをんの「乙女なげやりな日々」を綴る爆笑エッセイ。「なげやり人生相談」も収録。ウェブマガジン『Boiled Eggs Online』掲載「しをんのしおり」をまとめる。


     『Boiled Eggs Online』に「ビロウな話で恐縮ですが」あるが、そのコメント、TBがいつも0の表示だが、謎?なのだ。
    やっぱり、天才だ、エッセイの天才だ!
    笑える、苦節3週間古本屋で探し当てたかいがありました。

    風が強く吹いている  三浦 しをん

    • 2006.11.07 Tuesday
    • 00:02
    風が強く吹いている
    風が強く吹いている
    三浦 しをん
     278 ★★★★★
     【風が強く吹いている】 三浦 しをん 著  新潮社

     《テレビで見る箱根駅伝より300倍の感動をもらえます!》

     内容(「BOOK」データベースより)
    箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作。


     駅伝、マラソンとか、テレビで放送されるのを見ていると走るのっていいなー、と思って単純に走ってみるか、と思う。
     そこには、苦痛があるが、ましてそれに上回る喜びがあるのだ。たとえば、最初100mで息も絶え絶えだったのが、徐々に伸ばして1kmを息も楽にして走れるようになっていく。冬の冷たい風も体に心地よい。あーあ、生きているんだー感じる瞬間でもある。俺もやれるんだ、と思った頃に膝が足に違和感を覚えてきて挫折してしまうのだ。これが一般人の感覚である。それから、どうするかでジョギングという趣味を見付けだせるのだが、いつも挫折する、精神力とかの欠如なのだ。それは私だけか。

     人は、何故走るのか、という素朴な疑問に答えてくれる本でもあった。

     大学生・素人集団が箱根駅伝を目指していく物語である。
     10人のキャラを巧く取り入れてあり、走ることの楽しさが読みながら読者も同調しなら進んでいく感じだ。箱根駅伝のスタートに着くころには、ランナーズハイ、いやリーディングハイになって完全に幻覚に似た高揚が高まってくる。胸がワクワク感に高ぶってくる。何故か、涙が、涙が。もう一気読みに一気読みになってくる。
     超ストレートな大型青春小説、いやそうじゃない超ストレートな友情青春小説。
    続きを読む >>

    まほろ駅前多田便利軒  三浦 しをん

    • 2006.10.31 Tuesday
    • 23:17
    まほろ駅前多田便利軒
    まほろ駅前多田便利軒
    三浦 しをん
     273 ★★★★☆
     【まほろ駅前多田便利軒】 三浦 しをん 著  文藝春秋  直木賞受賞作

     《まほろ駅、わたしも日曜日の午後に行ってます》

     内容(「BOOK」データベースより)
    東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。


     ♪ミ ミ ミ ファ ミ レ  レ レ レ ド レ ミ ♪
     「あなたが噛んだ、 小指が痛い〜」 「噛んでない!」
     あれ、これを書きたかったじゃないのかなー、とエッセイに抱腹絶倒な書き手の三浦さんのことだから。でも、こんなことを書くのもおかしい、深刻なことなのだから、これはいい本でした。

     中略  二,三歳の女の子が、母親に抱えられてステップを降りる。すぐに歩きだそうとする女の子の手を、母親がつかんだ。車から娘をかばうように車道側に立った母親は、女の子と手をつないで、住宅街のほうに道を折れた。(本文より)
     近頃、感じるのは、何気なく車道側に親が立つということをあまり見なくなってきた、ということだ。こんなことは、当たり前で自然のことだが。三浦さんの車道側に母親が立つということで娘を想う気持ちが一杯に出ている。

     訳ありな便利屋を営む多田啓介、その便利屋これまた謎的・高校時代の同級生・行天春彦が居候する。そこに持ち込まれる仕事は、ペットの世話、塾の送り迎え代行、納屋の整理、恋人のふりetc。その奥に隠されている現代事情には、いっぱいの物語が詰まっている。

    イラストが章の始まりに載っているが、これってBLなの、美少年の…、いや違う男の友情、いや…、わからん、わかりません。
     多田と行天の会話がおもしろい、二人の過去もこの本を熱くしていて読み応えを増している。

    人生激場  三浦 しをん

    • 2006.08.28 Monday
    • 23:04
    人生激場
    人生激場
    三浦 しをん
     204 ★★★★☆
     【人生激場】 三浦 しをん 著  新潮社

    《プレーンな日常を「非日常」に変えてしまうマジカルなツッコミと冴えまくる嗅覚?》

     内容(「BOOK」データベースより)
    気鋭作家の身辺雑記、だけに終わらぬ面白さ!プレーンな日常を「非日常」に変えてしまう冴えた嗅覚。世間お騒がせの事件もサッカー選手の容貌も、なぜかシュールに読み取ってしまう、しをん的視線。「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないまま、しかし幸せとはなんだろうと考えることだけはやめられない」。美しい男を論じ、日本の未来を憂えて乙女心の複雑さ全開のエッセイ。


      先頃読んだ「夢のような幸福」より数段と楽しく、面白かった。「夢のような幸福」では、マンガ、バクチク(バンド)などなじみがなかったせいであろうか。この本には、ちょっと知っている眼目・サッカー選手などが出ていたからだろうか。
     <ワイドショーはかくありたい>は、仰天する楽しさである。後日談で、この記事で、有田芳生さんから対談相手に指名されたとある。やっぱり、しをんさんは只者ではないのである。

    夢のような幸福  三浦 しをん

    • 2006.08.24 Thursday
    • 22:34
    夢のような幸福
    夢のような幸福
    三浦 しをん
     199 ★★★☆☆
     【夢のような幸福】 三浦 しをん 著  大和書房

     《しをんさんの日常は、毎日ゴロゴロ?》

     内容(「MARC」データベースより)
    愛と情熱と勘違いに満ちた日常。ノンストップな爆裂エッセイ。ウェブマガジンBoiled Eggs Online「しをんのしおり」掲載を単行本化。


     『ガラスの仮面』も読んだことがない。
     『バクチク』バンドも聞いたことがない。
     『G.I.ジェーン』も見たことがない。
     が、この本は楽しかった。
     漫画、映画、旅行、読書、生活の日常が満載だ。

    むかしのはなし  三浦 しをん

    • 2006.06.21 Wednesday
    • 20:56
    むかしのはなし
    むかしのはなし
    三浦 しをん

    142 ★★★☆☆
    【むかしのはなし】 三浦しをん 著  幻冬舎

    《「日本昔話」は、温かみを感じるのが多いが、この本では、…》

    (「MARC」データベースより)
     人は変化する世界を言葉によって把握する。どんな状況においても、言葉を媒介に誰かと繋がっていたいと願う…。語られることによって生き延びてきた物語である「日本昔話」を語り変えた書下ろし7編を収録


    あとがきに
     話者の匿名性を保つこと。『むかしのはなし』と銘打って、こういう内容にすること。すべて、いま「昔話」が生まれるとしたら、と考えた結果である。と、書いている。
     日本昔話にも、「竹取物語」のように宇宙が出てくるが、この本に出てくる宇宙観の感じ方が微妙に、いや何か違う感じ方なのだ。なぜだろうか。日本昔話には、ロマンを感じるが、この本には、そう言ったものを感じないのだ。
     この試みは、言葉の持つ意味や、語り継がれる大事さを再認識するような気がするのだ。

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