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    生誕  松村 栄子

    • 2006.06.07 Wednesday
    • 21:54
    生誕
    生誕
    松村 栄子

    127 ★★★☆☆
    【生誕】 松村栄子 著  朝日新聞社

    《今、生命の誕生は危険に満ちているのかも知れない》

    (「MARC」データベースより)
     心の中はいつも、何か重大なものを渇望している。20歳の青年桑名丞は、古い記憶の中にある不思議な感覚が双子のかたわれの存在であることを知り、かけがえのない分身を探す旅に出る。


     松村さんの作品は、何冊か読んでいるが、この作品はちょっと趣が違ったものである。
     【生誕】、このオチ・言いたかったこととは最後の文章ではなかろうか。世界情勢のニュースが頻繁に出て来るのが意味がなるほどとうなずけるのだ。
     文中にこんなことが書いてある。
     資源を消費する量が先進地域と途上地域では、13倍違う。インド国民が60人かかって使う分のエネルギーをアメリカ国民はなんと一人で消費するという。と言うことは、先進地域の人口増加は限られた資源を考えると大変なことのようです。
     この本は、読みやすくてよいが、本の内容よりもっと凄いことをテーマにしているように思うのだ。

    雨にもまけず粗茶一服  松村 栄子

    • 2005.12.28 Wednesday
    • 00:30
    雨にもまけず粗茶一服
    雨にもまけず粗茶一服
    松村 栄子


    257 ★★★★☆
    【雨にもまけず粗茶一服】 松村栄子 著  マガジンハウス


    この本は、友衛家・坂東巴流(武家のたしなみである弓道・剣道・茶道を伝え、三つの道は同じところへ通ずると教えてはいるものの、現在では茶道が流派の重きをなしている)の跡取り・遊馬が家出して、何故か本家のある京都での生活が始まる。茶道のことがメインである。非常に面白い本だった。

     何年か前に京都に旅行した。2泊3日の電車代と宿泊代が決まっているものだった。そこにオプションで夜の茶会というものがあり、それに無謀にも参加してみた。秀吉とねねの寺として有名な高台寺だった。20人1組単位だった気がする。ただ単にお茶を飲むと思っていたが、やはりそれなりの所作を知らないと大変だった。リーダーらしき人のお言葉などあり、お菓子の食べ方、お茶の飲み方、こういうのは、学生時代に教えて欲しいものだと痛感した。途中で蝋燭だけの明かりになり風情を感じたが、その時ばかりは、辺りが暗くなったのが有難かったのだ。周りは、皆茶道の経験者であった。


     この物語は、茶道の跡取りが嫌で家出したが最後には茶道に志すという成長物語である。京都新聞に連載されていたもので、京都のことも一杯出てくる。最後の章は、胸に熱きものを感じるのだ。    

    001にやさしいゆりかご  松村 栄子

    • 2005.06.04 Saturday
    • 12:44
    001にやさしいゆりかご
    001にやさしいゆりかご
    松村 栄子


    108 ★★★☆☆

     【001にやさしいゆりかご】 松村栄子 著  ベネッセ

     青春時代に過ごした場所に、心休まりたりして落ち着く空間のところが一つや二つは浮ぶだろうか。高校時代、学校帰り友人の家に毎日寄っていた。そこには、優しいお母さんがいつもニコニコして、飲み物とおやつが待っていた。ある時期、毎日のように行っても優しい眼差しは変わらず、友人との会話にも、弁えて入ってるだけであった。まったりとした時間・空間が好きだった。


     青春時代、心安らぎ、友と語り合う場所がキーになる物語である。
     物語は、主人公の女性の小学校時代から大学を卒業して社会人になる作品である。
     主人公の女性が東京の大学に来て、小学校時代に転校して来て転校していったゲームオタクの男、都会育ちの男、高校時代は同じ学校だが知らなかった女の3人が何時しかゲームオタクのマンションに集うようになる。このマンションは、ゲームオタクの両親が転勤で留守なのである。

     
     このマンションが青春時代のあるときはエネルギーだったり、心癒す場所だったのだ。恋愛があったり、将来のぼんやりとした不安があったり、でもここに来れば精神が少女の頃に戻る感覚になるのだ。


     読後、こんな場所は自分にとってはどこだっただろうか、と考える読者がいるだろう。
     

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