スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    夏のしっぽ  前川 麻子

    • 2008.05.29 Thursday
    • 21:44
    夏のしっぽ
    夏のしっぽ
    前川 麻子
    JUGEMテーマ:読書


     08−089 ★★★☆☆
     【夏のしっぽ】 前川 麻子 著  講談社

     《いつも、普通にどぎつい話が…》

     内容(「MARC」データベースより)
    家を飛び出した母から届いた、結婚式の招待状。新郎はかつての自分の恋人だった。そのいびつな関係が、初子を疼かせる-。表題作を含む8編を収録した、独自の世界を切り拓く恋愛小説集。

    すべての愛の1%  前川 麻子

    • 2007.03.04 Sunday
    • 19:05
    すべての愛の1%
    すべての愛の1%
    前川 麻子
     07−62 ★★★☆☆
     【すべての愛の1%】 前川 麻子 著  徳間書店

     《やっぱり、この世の愛も尋常ではないのです》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    ストーカー、偏愛、幼女わいせつ、虐待、売春…。日常以上、犯罪未満の<異常な愛>をテーマに、俊英が放つ短編小説集。


      「怪物」「春の痣」「アフターファイブ」「犬心中」「運動靴」「ハズレくじ」「芽吹く」「隣の子供」  8編の短篇集。

     前川さんが描く<異常な愛>は、スゴイ、犯罪未満というがやっぱりエゲツナイ。
     そのエゲツナイ話が8編もあるのだ。
     人間の持つ闇の心が動き出す、その日常はどんなものか、読んでギャーという声を出すか知れません。

    いつか愛になるなら  前川 麻子

    • 2006.12.06 Wednesday
    • 19:03
    いつか愛になるなら
    いつか愛になるなら
    前川 麻子
     310 ★★☆☆☆
     【いつか愛になるなら】 前川 麻子 著  角川書店

     《女性って、想いの先があって恋愛に走るのだろうか》

     出版社 / 著者からの内容紹介
    恋人とも呼べぬ男にとらわれとなった冬子の人生は??
    居場所を探し、美大講師・立川の助手となった冬子。しかし、愛人とも呼べぬ中途半端な関係に陥った上、妻・翠のお手伝いに。妊娠中の翠は、夫と冬子の関係に気づいていないのか。男女間の呪縛をせつせつと描く。

    内容(「BOOK」データベースより)
    舌に残るほてり、燃えさしの身体。ひとつの家に渦まく、ふたつの性愛。男の妻は、気づいているのだろうか。男は、知っているのだろうか。私は、これでよいのだろうか―?満たされぬ愛、緊迫する葛藤、3人をのみこむ衝撃の結末。


     怖いもの見たさに前川さんの本を読んでしまうが、免疫が付いてきたのか、今回はちょっと惹きこまれてしまった。でも、やっぱり男女の気持ちがどうも理解できない私がいるのです。
     主人公・冬子は美術学校を辞めて、美術学校の講師・立川のデザイン事務所に入る。しばらく経って、立川に「フェラチオしてくれる」と鉛筆を削ってくれと同じ調子で言われる。そういう会話が成り立つのがスゴイ、まだ二十歳です。そこから、いろいろな性愛が始まります。私は、こういう社会とか、世間を知らなすぎるのだろうか、と思ってみたくなります。最後に30歳になった主人公には、本当の愛が訪れたのか、…。

     立川の奥さんが子供を生んで主人公に言うのです。
     「子供を育てるのって、もっと大変だと思ってた。もっと、自分の生活を侵食されて、全部が子供中心になって、人生を乗っ取られるじゃないかって。でもきっと、そうなってしまう人は、乗っ取られるような生活しかなかったのね。子供ができた途端に子供が中心になってしまうなんて、きっと、それまでは真ん中が空っぽだったのよ」(本文より)
     でも、主人公は、この奥さんの真ん中に何があるのだろう、と思ってしまうのだ。

    パレット  前川 麻子

    • 2006.02.22 Wednesday
    • 14:34
    パレット
    パレット
    前川 麻子

    41 ★★☆☆☆
    【パレット】 前川麻子 著  光文社

    《今時の中学生、わからないという一言だ》


     あの頃の私と 
     中学生の頃の私はうんと大人の男の人と付き合っていて、普通だと思っていた。今、娘が中学生になって、普通じゃなかったと知ったが、私は、あの頃の私と付き合ってくれた人に、とても感謝している。中略。 筆者の言葉より

     この本の中でも31歳の男性と14歳の中学生と付き合うのだ。それも親も公認なのだ。経験を生かした話?。
     尚美、絵麻の二人の中学生を中心に、その二人を取巻く人たちの話。都会、それも渋谷の中学生。
     大人の複雑な事情もわかるが、中学生の事情はちょっとわからない。
     白井先生だけに○なのだ。       

    すきもの  前川 麻子

    • 2005.04.05 Tuesday
    • 20:25
    すきもの
    すきもの
    前川 麻子

     ★☆☆☆☆

     【すきもの】 前川麻子 著  講談社

     8編の短編集。
     AV業界を描いている。
     帯文
     「お金なんていらない。
      欲しいものはセックスだけ。」
     「私の身体を
      しゃぶりつくす
      男たちの欲望が、
      私の望む愛。」
     
     「淫らさの底にある切なさを描く」

     まったくもって、その通りの内容である。
     切なさなど感じない。
     セックスだけ、現代はこんなものなのか。

     3編読んでやめる。
     前川さんに期待したのだが、私にはちょっと合わなかった。

    これを読んだら連絡をください  前川麻子

    • 2005.01.26 Wednesday
    • 14:49
    これを読んだら連絡をください
    これを読んだら連絡をください
    前川麻子


    【これを読んだら連絡をください】 前川麻子 著  光文社

    《どこまでが真実で、嘘か》

    これは、不思議な本だ。
    小説の創作している部分・時間を小説にしている。
    大学の取材を通してしる大学生の恋愛事情など
    が、作家の眼で語られている。
    前川麻子さんの本は、三冊目だが、人生ばなれ
    している感じを受ける。恋多き作家だ。
    作家・俳優・舞台で活躍。
    パソコンで調べると【家族ゲーム】松田優作主演
    の映画にも出演している。

    本の出たしを
      
       考えるより書く方ほうが早いくちだ。喋るより
      書くほうが早く、より真実に近い。
       だが、書いて文字にしたとたん、真実は変質
      する。
       それが誰かの目に触れるとき、私の真実は「
      そう書かれている」という事実となって、文字を
      読む人が持つ意味の中に吸い取られる。そこに
      はすでに、私が「そう書いた」ことの意味すらなく
      、誰かが「こう読んだ」という別の真実に摩り替
      わっている。
       むろん、とうにそれを諦めて小説を書き出した。
      だから、書くことの意味など考えたことがない。
         (本文より)

    愛という  前川 麻子

    • 2004.08.02 Monday
    • 12:34
    愛という
    愛という
    前川 麻子


    【愛という】 前川麻子 著

    《幸せは何で感じるのか》

    主人公の女性の婚約破棄、結婚、不倫、離婚、同棲、
    再婚、最離婚、再再結婚の物語です。
    28歳から30歳までの間のことです。
    この女性の感覚がわかるようでわからない。
    ただ、男の方も合うようで合わないのを理解する
    のであるが、これがわからないのだ。
    今どきの28歳は、こんなものだろうか?

    『結婚は判断力の欠如』
    『離婚は忍耐力の欠如』
    『再婚は記憶力の欠如』
    と言う誰かの言葉を思い出した。

    鞄屋の娘  前川 麻子

    • 2004.03.07 Sunday
    • 02:07
    鞄屋の娘
    鞄屋の娘
    前川 麻子

    【鞄屋の娘】 前川麻子 著

    《みんな、親の影響されるのかなー》

    『寂しさを、ずっと誤魔化して生きてきたんだと思う…』
    親の人生で娘の人生も狂わせられる?
    何とか、親を振り払おうするが
    忘れようするが、しっかりと親から抜けなくなってしまう?

    PR

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2024 >>

    BLOG LIST

    カウンター

    本・読書ブログが一杯

    にほんブログ村 本ブログへ

    emo

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    始祖鳥記
    始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
    飯嶋 和一
    読みたい作家がいる。
    読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM