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    となりの用心棒  池永 陽

    • 2007.06.26 Tuesday
    • 23:33
    となりの用心棒
    となりの用心棒
    池永 陽
     07−172 ★★★☆☆
     【となりの用心棒】 池永 陽 著  角川書店

     《ユーモアヒロー小説か、…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    気は優しくて力持ち、情に脆くて女にちょっぴり弱い用心棒の異色の人情小説
    婿養子に入った巨漢の勇作は一念発起して空手道場をオープン。気の優しい勇作はたちまち商店街のよき相談相手に。が、肝心の門下生は思うように集まらず…。情に脆くて女にちょっぴり弱い、ユーモアヒーロー小説。

    内容(「BOOK」データベースより)
    頼もしい男が商店街にやってきた!気は優しくて力持ち。けれど情にもろくて女性にはめっぽう弱い、小さな町の用心棒。脛に傷をもった善良な人々と悲哀ただよう“弱者の味方”を描く、涙と笑いが交錯する傑作人情小説。


    この主人公も沖縄出身である。ブログ仲間の人から聞かれたのだが、池永陽さんは何か沖縄と関係ある人ですかと、どうなんだろうか。出身は豊橋市となっているから違うが、何か繋がりがあるんだろうか。

     この本は、商店街に婿養子として入って、空手道場を開設する。商店街の人たちと主人公との交わりとそこの人たちとの義理とユーモアとちょっと切ないストーリーだ。

    水のなかの螢  池永 陽

    • 2007.05.26 Saturday
    • 20:39
    水のなかの螢
    水のなかの螢
    池永 陽
     07−145 ★★★☆☆
     【水のなかの螢】 池永 陽 著 集英社

     《堕胎をテーマにした物語、…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    悲しい過去を持つ少女に、僕は恋をした。
    堕ろした子供に捧げるような文章を書いた蛍という少女。同じ暗い過去を持つ僕は彼女に惹かれてゆき、一緒にダイナマイトで心中する約束をする…。究極の「愛のかたち」を問う切なくも感動の物語。

     内容(「BOOK」データベースより)
    大切なものとはぐれてしまった痛み。ダイナマイト心中を誓う二人。『コンビニ・ララバイ』の著者が奏でる、したたかで至純な愛の物語。


           「一緒に死んでくれる?」
            「いいさ」
           「嬉しい」
            「方法……睡眠薬か何かで?」
           「ダイナマイト」
            「ダイナマイトって、あのダイナマイト?」
           「そう、そのダイナマイトで爆死するのよ」
      優しいだけが取り柄の大学生である僕は、謎めいた高校生にそう誘われた。
      そして古びた洋館アパートの住人、寂れた喫茶店に集う面々の現在・過去・未来。
      やさしく抱きしめてくれるメロディが、きっとあるはず。       
     

     不倫相手が堕胎したことで悩む男子大学生・小峰。
     堕胎したことで悩む女子高校生・螢。
     この二人が知り合いダイナマイトで自殺しようと言うわけである。
     大学生・小峰の不倫相手・由紀さん。
     そこに洋館アパートの住人・亀さん、イイコさん。
     寂れた喫茶店にのマスター津村さん、志保さん。
     寂れた喫茶店に集う面々、ヤクザの剛士さん、ニューハーフの香織さん。
     大学生・小峰君の先輩・山倉さん、と恋人の典子さん。

     以上のみなさんの現在・過去・未来が出てくる。
     何か、いい話が出てきますよ一杯に。

     6人堕胎したイイコさんが言います、大学生・小峰に。
     「誰でもいいから、人の肌を抱きしめて、そのぬくみを共有すればいいと思います。人の肌って不思議なもので、ほどよい暖かさと、ほどよい柔らかさに満ちています。人の肌というものはお互いが抱きあうのに、いちばん都合のいいようにできているのだと私は思います」
    「お互いが抱きあうのに?」
    「そうですよ。人の肌と肌とを触れ合せ、強く抱きしめあえば、それだけで心は幸せ色に染まり、生きていく元気が湧いてくるものなんです。ほどよいぬくみは、人を平和で穏やかな気持ちにさせてくれる特効薬なんですよ。中略…」
    (本文より)

      

    ペダルの向こうへ  池永 陽

    • 2007.04.04 Wednesday
    • 21:20
    ペダルの向こうへ
    ペダルの向こうへ
    池永 陽
     07−93 ★★★☆☆
     【ペダルの向こうへ】 池永 陽 著  光文社

     《失って知る人生というものとは、…》

     内容(「MARC」データベースより)
    悔やんでも悔やみきれない過ちがある。残された人生をより良く生きようと決意して、男は息子を連れて旅に出た…。ほろ苦さと優しさを巧みにすくう感動長編。


     堂々とふるまえば、
     女の子も堂々と
     好きになってくれる。
     むしろ、そんなことを
     隆君が気にして
     卑下するような態度を
     とったときこそ、
     女の子は引いてしまう。
     女の子の心って
     そういうものなの。 
     (帯文より)

     車の事故で妻を失い、同乗していた息子も義足になってしまった。
     息子・中学生は、事故以来引きこもりになってしまった。
     息子と伴に妻の故郷、沖縄、宮古島まで遺骨を持って自転車の旅に出る。
     そこで出会う人たちとの交流を通して、再生を図る物語。
     大きなものを失って知る人生とは、…。

    でいごの花の下に  池永 陽

    • 2007.03.20 Tuesday
    • 19:59
    でいごの花の下に
    でいごの花の下に
    池永 陽
     07−78 ★★★☆☆
     【でいごの花の下に】 池永 陽 著  集英社

     《戦後60年、まだまだ戦後はここにもあるのか》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    沖縄の眩しすぎる日差しに浮かぶ男と女の想い。
    カメラを残して姿を消した恋人。その死を予感しつつ、女は男の故郷へ。暗い影を湛えた男の過去に何が……。『コンビニ・ララバイ』の著者が贈る、切なくまっすぐな愛の物語。書き下ろし傑作長編!

     内容(「BOOK」データベースより)
    プロのカメラマンだった男は姿を消した。死をほのめかすメモと、使いきりカメラを残して。フリーライターの燿子は、恋人の故郷である沖縄へ。どこまでも青い空と海、太陽と風につつまれて、愛した男を追い、その過去を知ってしまう…。戦後六〇年、沖縄に咲いた切ない純白のラブストーリー。


     沖縄、あの沖縄、美しい沖縄、その沖縄に残る人たちは、何かを失って生きてきた、何か大きなものを失くしてきた。この本は、戦後がまだまだ終わっていないことを感じた本だった。
     沖縄からやってきたプロカメラマンに恋をしたフリーライターの燿子だったが、男はいなくなってしまった。彼の故郷の沖縄に向かうのだが、……。そこには赤い血ににた花を咲かせるでいごの花の木があった。
     

    雲を斬る  池永 陽

    • 2006.12.09 Saturday
    • 21:31
    雲を斬る
    雲を斬る
    池永 陽
     313 ★★★★☆
     【雲を斬る】 池永 陽 著  講談社
     
     《江戸の町の長屋に…人情話が満載! 池永節がうなる!》

     出版社/著者からの内容紹介より
    人の命を奪うは、獣。ならばいっそ、優しい獣になるがよい。
    池永節まさに満開!こんな時代小説を待っていた!
    仇を追う身が賞金首に。強くて優しい貧乏浪人・由比三四郎は、江戸下町の人々との暮らしの中で過去を乗りこえるために大空を目指す。
    寺子屋の師範をしながら、道場破りで日銭を稼ぎ、仇討ち相手を探し続ける三四郎。ある日、女郎部屋に売られる娘を助けたことから、女衒(ぜげん)の恨みを買い、首に50両の賞金が懸けられてしまった。果し合いを挑んでくる食い詰め浪人、闇討ちの機会をうかがう破落戸(ごろつき)。人に賞金を懸けながら、妙に人なつっこい人買いの男。鳥に憧れ空を飛ぼうとする若者……。江戸の町を舞台に繰り広げられる優しさと切なさの人間模様。


     池永さんの作品は、訳あって好きなのです。
     それが、今度は時代小説です、時代小説は初めてのかな。江戸時代の長屋が舞台です。やっぱり、読んでいて心地良く、愉快なのです、楽しくなってしまいます。
     仇討ち相手を探して続ける主人公・貧乏浪人・由比三四郎。その主人公・三四郎が魅力的なのです、情があるんです、優しんです、強いんです、真面目なんです。そして、当然ストーリーも面白いんです。おさとさんが古風なのか、現代的か、ちょっと気になりましたが、可愛いんです。
     読み終わって、カバーの表紙のような爽やかな青空なような気持ちになりました。

    走るジイサン  池永 陽

    • 2006.10.31 Tuesday
    • 00:13
    走るジイサン
    走るジイサン
    池永 陽
     272 ★★★★☆
     【走るジイサン】 池永 陽 著  集英社  小説すばる新人賞受賞作

     《題名が最後にわかります》

    内容(「BOOK」データベースより)
    頭の上に猿がいる。話しかければクーと鳴き、からかえば一人前に怒りもする。お前はいったい何者だ―。近所の仲間と茶飲み話をするだけの平凡な老後をおくっていた作次。だが、突然あらわれた猿との奇妙な「共同生活」がはじまる。きっかけは、同居する嫁にほのかな恋情を抱いたことだった…。老いのやるせなさ、そして生の哀しみと可笑しさを描く、第11回小説すばる新人賞受賞作品。


     池永さんの小説は、何冊か読んでいるが、最初の本、この本を読みたかった。
     帯に五木寛之さんが選評で激賞しているが、これが1作目とは思えないほど完成された小説のように感じた。池永さんは、いつも人間というものを巧く書いている、と思うのだ。頭の上に猿が座っている作次が主人公だ、もちろん幻影だが。老後おくる作次の家に息子に嫁が来る。老いというのを素直な感じで巧く描いている。老っても恋をしたい気持ちに溢れていた。喫茶店の娘・明子さんはあれからどうしたのかが知りたい気分になった。

    少年時代  池永 陽

    • 2006.09.01 Friday
    • 22:07
    少年時代
    少年時代
    池永 陽
     208 ★★★☆☆
     【少年時代】 池永 陽 著  双葉社

     《挑戦することで男になるんだ、阿呆になれ!》

     出版社/著者からの内容紹介
    舞台は昭和40年の岐阜県郡上八幡。清流で知られるこの町には「中学に入るまでに町を流れる吉田川に飛び込めば一人前の男」という伝統があった。一人前になるため奮闘する主人公と、友人・先生などの姿を瑞々しく描いた叙情豊かな長編青春成長小説。


    「純粋やから疑うことを知らんのや。理屈でものを考えんからできるんや。あれこれものを考えたら、あんなことはできん。子供やからできることなんや。せやから、良ちゃんが新橋から飛びこめなんだのは、理屈でものを考えすぎるからやと俺は思う。そんなこと考えずに、ただ単にここから飛びこまなあかんのやと、一生懸命挑戦すれば俺は良ちゃんかて成功したと思う……一人前の男になるということは、ある意味で阿呆になることやと俺はおもっているよ」 (本文より)

      少年時代は、毎日が冒険だった。

     あの懐かしい中学時代、大人のことがわからなかったが、すこしずつ大人が近づいてくような気がした。でも、明日より今日のことで頭が一杯だった。そんな感じの少年の物語だ。成長するには、悲しいことが多すぎる、と思いを巡らす本だ。

    ひらひら  池永 陽

    • 2006.08.10 Thursday
    • 22:05
    ひらひら
    ひらひら
    池永 陽

     184 ★★★☆☆
     【ひらひら】池永 陽 著  集英社
     《チンピラって、生きがいがあるのかなー》

     内容(「BOOK」データベースより)
    俺、常巳22歳。平目によく似た顔をした年上の順子と同棲中。腕っぷしは滅法弱くて、底抜けのお人好し。自分でも嫌になるほど情けないチンピラだ。みんなには、向いていないから足を洗えと言われている。でも、伝説の男・腕斬り万治さんの出所を機に本物の男になろうと心に決めるが…。都会の片隅で健気に頑張るオチコボレの心温まる物語。ちょっぴりレトロで、何となく切ない人間賛歌。


     「そうね。好きならすべてが我慢できる。好きならどんな甘えも許される。どんなひどいことをしようがされようが。以前は私もそう思ってたわ。その言葉に快感さえ覚えたわ。でも今はだめ。そんなものはヤクザの論理、それもごく一部のヤクザ者の。本当に好きなら、床の間に飾って大事にしてほしいとはいわないけれど、少なくとも他の男の前に放り出すようなまねはしてほしくない……私のために死ぬことのできる男よりも、死んでくれないともいいから、人並の優しさを与えてくれる男のほうがいい。無理を重ねて全部の指をダイヤの指輪で飾ってくれるよりも、普通の生活をして安物の指輪を眺める毎日のほうがいい」(本文より)
     麻雀の借金のかたに男に乱暴されたチンピラと同棲している女が同じ組のチンピラに言っている言葉です。チンピラを愛する女性はどんな感情とか、愛情とか思っているのか、少しは興味がありますが、こういう世界でも随分考えが変わってきているようです。この本を読む限りですが、昔堅気ではないようです。
     やはり、ヤクザの世界では、チンピラはチンピラのままのようです。

    殴られ屋の女神  池永 陽

    • 2005.10.05 Wednesday
    • 22:10
    殴られ屋の女神
    殴られ屋の女神
    池永 陽


    193  ★★★☆☆

     【殴られ屋の女神】 池永陽 著  徳間書店

     昨今は、格闘技ブームである。
    ここ何年かブームが続いている。K1、プライド等々。人と人が殴り合い、それを見て楽しむ。観客は、昂揚し、血が湧き上がって体内を駆け巡る。我を忘れてしまっている。人間のもって生まれた宿命なのだろうか。哀れな人間たちなのだ。虚しいことだ。そういう私もテレビを見て、多少とも興奮している自分がいる。悲しいことなのもかもしれない。

     【殴られ屋の女神】をどこかのブログに、この本を読む前まで【殴れ屋の女房】と思っていたと言うことが載っていたが、私も全く同じ思いをしていた。その思いの内容は違うのだが、そのブログでは弱い男の健気なカミサンということだが、私は殴られ屋の奥さんのことを書いてあるのか、と思っていた。この本の中味はちょっと違うのだが。
     この殴られ屋というのは、話題になってニュースか何かになって知っていた。これを題材にして物語が出来たなのだろうか。

     会社をリストラされ、妻に逃げられた主人公が恵比寿駅前に殴れ屋として立っている。「一発1000円、女性は半額、一発KOには十万円進呈!」。当然、学生時代にボクシングの経験があるからだ。
     ここを訪れるお客を通して物語が進んでいく。主人公・須崎とマンションの居候先の若者・豊のことも書かれている。
     人を殴りにくるお客はどんな人たちか、ストレスが満タンになった人か、そこには何かにとりつかれた人たちだった。
     作品としては面白く読んで感じることがあるのだが、読んだ後何だか哀しいのだ。

    アンクルトムズ・ケビンの幽霊  池永 陽

    • 2005.08.10 Wednesday
    • 17:53
    アンクルトムズ・ケビンの幽霊
    アンクルトムズ・ケビンの幽霊
    池永 陽


    155 ★★★★★
     【アンクルトムズ・ケビンの幽霊】 池永陽 著  角川書店

     タイ人の出稼ぎのむごくて貧しい生活を見た訳じゃない
     朝鮮人のフウコの歌を聞いた訳じゃない
     幼いときに北に帰ったスーインにもらったハーモニカを見た訳じゃない
     息子の演じるトタン男を見た訳じゃない
     妻が職人の俺を見下ろしていた訳じゃない

      この本を読んで、人生哀しいなと思える自分に◎なのである。

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